〔大学生向け〕中小企業診断士とあわせて学ぶべき専門分野は1つだけ

資格




中小企業診断士を目指している大学生、これから中小企業診断士を取得しようか考えている大学生、学生時代に何か資格をとりたいと思っている大学生向けに、中小企業診断士の魅力とあわせて学びたい専門分野をご紹介します。

大学生

中小企業診断士を勉強しているけど、このままで良い?中小企業診断士のほかにおすすめの資格や専門分野ってある?学生時代に何か習得したいけど、何が良い?

そんな疑問を解決したいと思います。

中小企業診断士として日々活躍している私が、これから社会に出ていく大学生のために、実社会での現場や実務でひしひしと感じる、将来絶対に役に立つ方向性とその実現方法を解説したいと思います。

この記事で伝えたいこと

  • なぜ今、中小企業診断士なのか?
  • 大学生が中小企業診断士を学ぶ意義
  • 大学生が中小企業診断士とあわせて学びたい専門分野は?

それでは、早速見ていきましょう!

なぜ今、中小企業診断士なのか?

中小企業診断士

中小企業診断士は今や、社会人の中で人気資格ランキング1位にランクインするなど、世間から注目されている国家資格の一つです。
中小企業診断士とは?

その要因は、コンサルとして独立できたり、企業内で診断士の経営的知識を生かしたりとビジネスに直結する資格であると同時に、AIによる代替可能性が低い資格であるという点も見逃せません。

AIがどんどん進展していくと、単純作業はすべて自動化されていきます。

士業など、難関国家資格であってもAIが大きく影響してきます。具体的には、社会保険労務士や税理士といった手続き的業務が多い国家資格は、AIの代替できる可能性が高く、今後の進退が着目されています。

一方、中小企業診断士は、企業の経営コンサルティングが主な業務であり、企業が百社あれば百通りのコンサルティングが必要とされます。コンサルが手続き的な定型業務でできるのであれば、誰でもできますからね。あと、まったく同じ企業なんて存在しないです。

そのため、コンサルティングはなかなかAIには代替されないということです。魅力的ですよね。

つまり、今後は中小企業診断士を目指す方も徐々に増えていくことが予想されます。

税理士や社会保険労務士を取得されている方も、税務コンサルティングや労務コンサルティングといったように、ダブルライセンスによるコンサルティング分野に参入してくる可能性もありますね。

大学生が中小企業診断士を学ぶ意義

大学生

中小企業診断士は、ビジネスに直結する資格であり、大学生の受験者数はまだまだ少ない状況です。私も大学生時代は、「中小企業診断士」の資格なんて知りませんでした。

ビジネスや経営に関する資格なので、社会に出て、興味や関心がわくのかもしれません。

ただ、大学生時代に中小企業診断士の資格を取得すると、今後の人生に効果絶大です!

銀行に就職しようと考えている大学生は注目度No.1に!

銀行や信用金庫は、就職活動において毎年人気の職です。

私も学生時代、説明会に行ったとき、地元信用金庫や銀行はいつも長蛇の列でした。

信金などでは地域密着金融として、融資だけでなく、地域の中小企業を幅広く支援する動きが加速度を増しています。

国の施策で、中小企業向けの補助金なども数多くでており、地域の中小企業支援機関である信用金庫や商工会議所に求められるニーズは増加傾向にあります。

ただ、公的・民間問わず、中小企業支援機関自体も多くなっており、連携と競争が入り混じっている感じは否めません。

信金は特に、金融庁からの指導などもあるので、「中小企業診断士」を職員に取得させる動きも活発化しています。

なんでも、中小企業診断士の数が多い方が金融庁からの評価も良いみたい、噂ですが・・・。

そのため、信金では職員を中小企業大学校(中小企業診断士を取得するための学校)に通わせることも少なくありません。当然、費用は信金負担です。200万円くらい・・・。高っ!!

こんな費用をかけてまで職員に中小企業診断士を取得させるのであれば、中小企業診断士をすでに取得している大学生は注目の的!私が採用担当者であれば、採用したくなります。

民間企業やコンサルファームでも優遇される

信用金庫や銀行などの金融関係だけではありません。

当然、民間企業や中小企業支援を行うコンサルファームなどでも注目の的でしょう!

コンサルファームでは、仕事内容がコンサルなので、なんとなく優遇される理由もおわかりいただけると思います。

では、メーカーや小売・サービスなどの民間企業では???

中小企業診断士

もちろん、優遇されます。

その理由は、中小企業診断士はビジネスや経営に関する資格だからです。

中小企業診断士の試験では、経営全般、マネジメント、財務管理など、実ビジネスに直結する内容を学びます。要は、経営者層(社長など)と同じレベルかそれ以上の経営的な知識を診断士試験では求められます。

そのような知識を持った大学生を新卒で欲しくないわけがありませんよね。

民間企業の中では、診断士取得者に対し月5万円の手当を支給しているところもあるくらい、社会から着目されている資格だと思います。

就職活動で、他の大学生の一歩上をいくためには、中小企業診断士の資格取得はアリだと思います。就活だけでなく、今後の社会生活や人生においても必ず役に立つ資格なので、勉強しておいて損はないかと。

大学生が中小企業診断士の資格取得を目指すには?

では、社会に出ていない、ビジネスにあまり触れていない大学生が中小企業診断士を最短で取得するにはどうすれば?って疑問がでてきますよね。

手っ取り早い解決策は、予備校に通うか、予備校の通信を利用することです。

中小企業診断士の試験は独学でも合格できます。が、最短かつビジネスの理解を深めながら勉強するには、講義がある予備校が良いかと。

ちなみに、私は一次試験が予備校、二次試験は独学です。29歳の社会人のときに合格しました。
中小企業診断士|一次試験を8ヶ月で突破した私の勉強方法を大公開

一次試験だけでも合格していれば、履歴書に書いて自慢できます。ひょっとしたら二次試験は会社が大学校などの費用を助成してくれるかも!?

私は、偏差値50くらいの私立大学出身で、学歴も決して良いほうではないですが、一次試験は予備校(資格の大原)を使い、一発で合格することができました。

私は通信でしたが、大原のトレーニング問題集(当時は解法テクニックノート)が秀逸で、受験勉強時代はそればかりやっていました。資料請求も無料で簡単にできるので、気になる方は気軽にやっても良いかと。
「資格の大原」の中小企業診断士講座を確認する中小企業診断士

とにかく受験費用を低く抑えたい大学生向け

大学生時代は、勉学にアルバイトに遊びにいろいろと忙しいですよね。私はアルバイトで必死で貯めたお金が飲み代に消えていったほど。

どんな予備校もある程度、費用がかかります。かといって、大学生の独学はあまりおすすめできません。予備校代を親が出してくれればいいですが、なかなかそうもうまくはいきません。

でも、診断士を目指したい!そんな大学生もいると思います。

中小企業診断士の予備校の中では、安価な予備校もたくさんあるのも事実です。でも、「安くて不安」、「本当に合格できるの?」って思われる方も多いですよね。

でも実は、中小企業診断士の一次試験は、過去問を繰り返し解けば合格できる試験です。これが独学で合格できる理由の一つになります。安価な予備校はWeb講義(スマホで講義)によりコスト削減をしているため、どの予備校であっても授業内容自体が悪いということはありません。

講義内容=サービス内容を劣化させると信用を失いますから、どの予備校であってもそんなことはせず、ネットにしたり、Web質問にしたり、そういった部分でコスト削減を実現しています。

大学生にとってのおすすめの勉強法は、『講義によりビジネス自体及び診断士の試験科目の大枠を理解したうえで、過去問を繰り返し解き、その知識を定着させていくこと』です。講義を聞くのと聞かないのでは、知識の理解の差が大きくなります。

どの予備校も授業内容に大きな差はないので、大学生のお財布にやさしいところは、通勤講座
です。

通勤講座では、忙しく働くサラリーマン向けという印象が強いですが、大学生や専門学校生など受講者は幅広く、10,000人を超え急成長中。合格者には1万円の合格お祝い金(キャッシュバック)があるので、やりがいもあります。

最近、社会人も含めて、診断士の受験生ではスマホで講義を聞くスタイルで勉強されている方が多いので、これからの時代はどんな予備校もスマホ学習になるのかもしれません。学校教育もスマホになったら、どうなるのでしょうかね。
中小企業診断士の通勤講座で受講する

大学生が中小企業診断士とあわせて学びたい専門分野は?

Webマーケティング

大学生が中小企業診断士とあわせて学びたい専門分野は、『プログラミング』の1つだけです。断言します!

今では、小学生でもプログラミングを学ぶ時代。現在の就職活動や転職活動においても、システムエンジニア(SE)の経験がある方の求人が圧倒的に多いです。

また、フリーランスとして働く方のほとんどがWeb系ですね。将来、サラリーマンではなく、フリーランスとして活躍したい大学生の方はWebやプログラミングは必須かと。

プログラミングを学べば、中小企業診断士の資格とあわせて、Web系コンサルの専門家にもなれますね!

Web系コンサルは、SEOをはじめ、SNS、ライティング、分析といったWebマーケティングやプログラミングを支援できるのと同時に、リアルビジネスのマーケティングもできますね。まだまだ一般の民間企業はその分野には精通していないので、今後の顧客ニーズも十分あり、今後も伸びていく市場です。

大学生がプログラミングを学ぶ近道

プログラミングを学ぶためには、超メジャーなCodeCampがおすすめです。診断士だけでなく、多くのエンジニアがCodeCampで勉強しています。体験レッスンは7:00~23:40の時間の間で自由に受講可能で、無料なのでやってみても損はないかと。
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※0円でアプリを作成できるプログラミングスクール
アプリを作ってみたいと思っている大学生は、TechAcademyの無料体験であれば天気予報アプリなどの課題を与えられるので、最初の基礎ベースを身につけるならTechAcademyもおすすめ。TechAcademyは1週間の無料体験があるので、これを使ってWebアプリケーションの基礎を学ぶのもアリです。プログラミングスクールでググるとたくさん出てきますが、CodeCampとTechAcademyで自分に合う方を選択すれば問題ないかと。
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まとめ:中小企業診断士とプログラミングは就職に超有利!

何か資格をとりたい大学生には中小企業診断士をおすすめする理由と、これからの時代に学ぶべき専門分野について紹介しました。

中小企業診断士とプログラミングは就職に超有利!また、フリーランスとして働くことも可能なので、今後の人生の選択肢の幅を一気に広げることが可能です。

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